肌のタイプや状態は人それぞれ。
だから、肌質に合わせたスキンケアを心がけることが、健やかな肌への第一歩です。
☑肌全体に潤いがある
☑肌トラブルがほとんどない。
皮脂量と水分量のバランスがとれて いる理想的な肌質です。
肌トラブル が起きても症状は比較的軽く、治りも早いのが特徴です。
年齢や生活環境、ストレスなどが原因で、普通肌であっても肌質は変化します。健やかな状態を維持できるよう、洗浄と保湿は毎日しっかり行いましょう。
☑顔全体がべたつく
☑特にTゾーンがべたつく
皮脂が過剰に分泌される肌です。 特に鼻の頭やほうれい線、眉間のあたりは脂漏部位といい、皮脂腺の分泌が盛んなところです。
余分な皮脂を落とす必要はありますが、刺激の強い洗顔料はよくありません。肌が皮脂不足と認識し、さらに分泌してしまうため、過剰な洗浄には要注意です
☑肌全体が乾燥している
☑肌トラブルが起きやすい
皮脂の分泌量が減り、角質の水分含有量が低下している状態です。
肌がつっぱり、ひどくなると表面が粉を吹き、痒みが出やすくなります。
低刺激性の洗浄料で汚れを落としたら、うるおいを逃さないように保湿カの高いクリームでしっかりケアしましょう。加湿器を使うなど、湿度にも注意が必要です
☑Tゾーンがテカリやすい
☑頬やフェイスラインが カサつく
部位によってタイプの異なる肌のことで、皮脂が多い部分と、乾燥する部分が混在しています。日本人の多くがこの混合肌と言われています。
異なる肌質が混在しているため、ベタつくものよりも、さっぱりまたはしっとりタイプの方が使いやすいでしょう。朝と夜で使い分けるのもおすすめです。
☑少しの刺激にも反応
☑ヒリヒリ・かゆみ・赤みが出やすい
皮脂が少なく乾燥しているためバリア機能が弱く、わずかの刺激にも皮膚が反応し、トラブルを起こします。同時に乾燥肌でもあります。
少しの刺激でもダメージを受けやすいため、スキンケアはできるだけ、 皮膚科学に基づいた低刺激性化粧品を使うなど、肌にやさしいものを選びましょう。
1. https://www.webmd.com/beauty/whats-your-skin-type
2. https://www.aad.org/public/skin-hair-nails/anti-aging-skin-care/selecting-anti-aging-products
3. https://www.aad.org/public/skin-hair-nails/anti-aging-skin-care/selecting-anti-aging-products
6.https://www.aad.org/media/news-releases/evaluate-before-you-exfoliate
7.https://www.webmd.com/beauty/whats-your-skin-type
監修:皮膚科医
五十嵐 敦之 先生
医学博士
NTT東日本関東病院 皮膚科部長